【名大対策】名古屋大学工学部の入試傾向と対策

2019年6月7日

大学受験で志望校に確実に合格するためには、自分が受験する大学の「入試の傾向」を分析し、さらに「その傾向に対しての対策」を立てる必要があります。

今回は名古屋大学工学部の入試傾向と対策について解説しますので、ぜひ志望校対策に役立ててください。

ではさっそくいってみましょう!

まずは名大工学部の配点から見てみます。

名古屋大学工学部の入試の配点

名大工学部の入試はセンター試験と個別日程で選考され、

・センター試験5教科7科目
国語(200点)
数ⅠA・数ⅡB(200点)
物理・化学(100点)
英語(100点)
地歴(100点)

→計 600点

・個別学力試験 3教科(二次試験)
数学(500点)
英語(300点)
物理・化学(500点)

→計1300点

この2つ(センター試験+個別学力試験)の合計、1900点が満点です。

年にもよりますが、合格ラインは得点率60%~65%くらいになっています。

では、この配点から読み取れる名大入試の特徴について解説します。

配点の大きな特徴

意外とばかにできないセンター試験の地歴

センター試験の地歴が圧縮されずに100点まるまる配点されています。

そして地歴の中でも特に「地理」は、きちんと対策をすれば確実に8割以上得点することができる科目です。

しかし理系はトップ層の中にも、「地歴は苦手」とか言って本番でも7割くらいしか得点できない人が非常に多いです。

なので地理を選択してきちんと勉強をすれば、ライバルに対して安定して10点の差をつけることができます。

この「10点の差」は、大学受験本番では合否を分けるほど大きい差です。

1点足りなくて落ちる人が、毎年何人いることか。

↓模試でもコンスタントに8割以上取れていた私の地理対策については、以下の記事で紹介しています。

(センター地理はどの大学も共通なので、「傾向と対策」については紹介した別記事↑のみの解説とします。)

さて、続けて名大入試の配点の特徴を見ていきます。

二次試験の物理+化学+数学が全部の配点の半分以上

名大の工学部の入試は、総合配点1900点のうち1000点が二次試験の理系科目(物理+化学+数学)で占められています。

当然、ここをどう攻略するかがカギになります。

中でも数学の配点が巨大

前にも少し触れましたが名大入試は二次数学の配点が500点と超大きく、誰がどう見ても分かるような「名大入試の主役」となっています。

センター地歴の「大学受験は10点の差が合否を分ける」という話も、ここの数学でちゃんと点数を取れている前提のお話です。


このように名大の二次試験では、数学を含めた二次試験の理系科目に対する配点が大きいため、これらの対策を重点的に行う必要があります。

では以下で二次試験の理系科目(数学・物理・化学)についてそれぞれ
・出題傾向
・傾向への対策

を解説します。

名大の理系科目の出題傾向と対策

数学

出題傾向

名大の数学は試験時間150分の中で、大問4つの試験問題を解きます。

1問あたりに40分近く使えるので「分かってたのに時間が足りなかった。」という状態にはなりません。

そして基本的な公式が全て載っている「公式集」が配布されるのも大きな特徴です。

これらの特徴から、
名大が受験生に
・十分な時間
・基本的な公式
を与えることで、

受験生の数学的な思考力・応用力を確かめようという意図が読み取れます。

また、名大数学の出題分野としては「微積」・「ベクトル」・「複素数」などから出題されるのに加え、毎年数学ⅠA分野の「確率」に関する問題も出題されるのが特徴となっています。

対策

名大数学の対策としては微積・確率分野のマスターは必須で、他の分野も基本の公式をスムーズに使えるレベルにはなっておく必要があります。

なにしろ公式集が配られるので、「公式が与えられているけど使い方が分からん」という状態になってしまうと、他の受験生から大きく遅れを取ってしまう可能性があるからです。

逆にいうと基本の公式の使い方さえ分かってれば、考えればなんとかなる可能性があるのが名大の数学です。

具体的な勉強方法としては、以下の記事で紹介した基礎演習によって公式の使い方を一通りマスターした後、

名大数学が15年分収録された赤本を用いて思考力を鍛えます。

 

もし余裕があれば、京大の赤本を解いてみるのも有効かもしれません。

名大の入試は阪大と比較されがちですが、数学に関しては
・阪大数学 → ゴリゴリの計算力を求める試験
・京大数学 → 思考力を求める試験
という特徴があり、京大の方が性質が似ています。

(もちろん京大の問題は、名大に比べてだいぶキチガイですが。笑)

物理

出題傾向

名大の物理は、力学・電磁気・波動or熱力学の3題が出題されます。

試験時間は化学と合わせて150分。

年によってある程度難易度にバラつきがありますが、基本的に受験生にとって難しい「見たことのない設定の問題」が出題されます。

(特に力学の問題)

また解答は答えだけでなく、計算過程も採点されます。

対策

名大物理の対策としては、

スタンダードな問題が解けるのは大前提で、見たことのない問題に対峙しても対応できるだけの応用力も身に付けている必要があります。

勉強の進め方としては
① まず基本事項(公式・原理等)を正しく理解したうえで、スタンダード~少し難しめの問題に数多く触れて公式・原理の使い方をマスターする。

② 初見の難問に対する応用力を養う。

このような流れで進めていきます。

参考書は「①物理重要問題集」→「②名門の森」の流れで使うのがおすすめです。

(すでに公式・原理が理解できていて、ある程度使いこなせる自信があるならば「②名門の森」から使い始めても良いでしょう。)

私の場合の、物理の参考書の使用時期・使い方については以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

化学

出題傾向

名大の化学は理論・無機で3題、有機化学で2題の計5題が出題されます。

試験時間は物理と合わせて150分です。

比較的標準レベルの問題が出題されますが、物理との時間配分の都合上、スピード感を持って解き進める必要があります。

対策

名大の二次試験は物理・化学で与えられた150分の時間配分を自分で決める必要があり、これがなかなか厄介です。

気を付けなければいけないのが、「解けない問題に時間を取られ、何問か解ききれなかった。(しかも解ける問題だった)」という事態だけは絶対に避けるという事です。

それさえ気をつければ各々に適した時間配分は各々によると思うので、事前に河合塾の名大オープン模試などを受験するなりして「自分にあった時間配分」を見つけておくべきです。

私の場合は、
・名大の物理は「しっかりと考えたい問題」であるため、あんまり時間に追われたくない。
・化学の無機・有機分野は「分かる問題は分かる」・「分からんもんは悩んでも分からん」

と思っていたので、

・まず化学の無機と有機を高速で解く
→そのあとに物理・化学の理論分野に時間をかける

という感じの時間配分で解きました。

また、化学の具体的な勉強方法としては、
①スタンダードな参考書を使って基本を理解する。

→②「化学の新演習」をひたすら何周も解く。

という流れがおすすめです。

私が使った参考書・使った時期・使い方については以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。


以上が名大二次試験の理系3科目に関する「出題傾向と対策」でした。

最後に、受験本番で急に出題傾向が変わった時に気を付けるべき事を紹介します。

【重要】もし出題傾向が変わっても、焦らない

こうして傾向を分析して対策をしたにも関わらず、本番で出題傾向が変わる可能性もゼロではありません。

しかし、もし傾向が大きく変わっても焦る必要は全くありません。

「やべえ、出題傾向が変わった」というその状況は、受験者全員同じです。

そして出題傾向が変わっても変わらなくても、やることは何も変わりません。

焦らずに取れる問題でちゃんと点を取り、

「おいおいやってくれたな笑」くらいの気持ちで楽しみましょう。

まとめ

今回は名古屋大学の理系工学部についての入試傾向と対策について紹介しました。

志望校の傾向をつかみ、それにあった対策を行ってください。

他にも名大受験に役立つコンテンツを多数発信していますので、ぜひ勉強の休憩時間などにゆっくりご覧ください!

では。

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