【書評】言葉の伝え方を学びたい人におすすめの本。

2019年4月12日

不思議なもので、世の中には同じことを言っていても

・相手に感動をあたえることができる人

・相手に興味すら示してもらえない人

がいます。

もし自分がなるとしたら「感動を与えられる人」になりたいものですよね。今回読んだ本は、まさにそんな人にピッタリの本でした。

「相手の感情を動かす」パワーを持った言葉を

・いつでも

・意図的に

作れるようになるための「レシピ」のような本です。

伝え方が9割 / 佐々木圭一 / ダイヤモンド社

伝え方が9割 / 佐々木圭一 / ダイヤモンド社

価格:1,512-

この本の筆者である佐々木さんは

・学生時代から文章を書くのが苦手

→なのに、社会人になってコピーライター(広告とかのキャッチコピーを考える人)になる
→結果が出ず、ストレスで激太り
→あるとき「言葉の伝え方」は才能ではなく、技術であることを発見する
→言葉の伝え方を意識して変える

→数々の広告賞を受賞、作詞家としても活躍

と激動の人生を歩んでおられます。

少し話が逸れますが、最近いろいろな成功者の本を読んでいて感じるのは、
困難にぶち当たって絶望を感じたり苦労しながらも努力を続けた人ほど、その経験から圧倒的な実力がついて後に大成功しているという事です。

またこの件についても別の記事でまとめようかと思います。

それはさておき。

この本から私が学んだことをまとめていきます。

「伝え方が9割」から得た学び

伝え方次第で「ノー」は「イエス」に変えられる

私たちは一人では弱い生き物なので、他人の力を借りる必要があり、そのために他人に「頼み事」をする必要があります。

「伝え方が9割」ではその伝え方を工夫することで、相手の答えが「イエス」になる可能性を大きく上げることができるということが紹介されていて、実際に使える技術が7つ挙げられています。

個人的に特に印象に残ったのが

家の前に自転車が置かれて困っているとする。

頼みたいことをストレートに看板にするなら「ここに自転車を置かないで」とか「駐輪禁止」。

だがそんなこと言われても相手は自転車を置くだろう。

そこで、

→相手が嫌がるのは「自転車がなくなること」だと考える

看板の注意書きを「ここは自転車捨て場です。」に変更

相手の「嫌なことを回避したい」という感情が動き、違反駐輪がなくなる。

という例です。

これは自分が頼み事をする相手にとって「嫌いなこと」を考え、

・自分にとって都合の良い答え

・相手が嫌いなことを回避できる答え

を一致させるという方法です。

このように「伝え方が9割」では具体的な伝え方の技術が種類別に体系化されており、自分で応用して意識的に使えるようになっています。

「人が感動する言葉」は規則性があり、意図的に作ることが可能

誰しもなにか発言した際に「あ、いま俺いいこと言ったわ。」と思う事ってあると思います。

誰かを言葉で感動させたこともあるかもしれません。

でもその「いいこと」・「感動するセリフ」をいつでも生成するのって難しいですよね。

その時は感情が入ってたまたま良いセリフが出てきただけで、通常運転の日のセリフに感情なんてこもらないので当たり前です。

しかし人が感動するセリフには規則性があり、その規則さえ抑えていれば例えテンションが低かろうと意図して作ることができるのです。

「伝え方が9割」では5つ、感動するセリフを作る技術が紹介されています。

個人的に印象的だったのが”クライマックス法”です。

伝えたいセリフの前に”クライマックスワード”、例えば

・ここだけの話なんですが~

・これだけは覚えておいてほしいのですが~

・一言付け加えるならば~

等を付けてから話すことで、そのあとの聞き手の食いつきを変える(感動させる)ことができる技術です。

正直バカらしいくらい簡単です。

しかし思い返せば、これは大学の講義でもヤリ手の教授たちが頻繁に使っている手で、私はその狙い通りに毎回食いついていました。

「これだけは覚えといてほしい」とか言われたら自分から積極的にメモとかも取っちゃいますよね。

普通に話していたら聞いてもらえない話を、簡単な工夫次第で積極的に聞いてもらえるって、すごくないですか?

こういった「単純に見えてみんな気づいていない、強力な伝える技術」がこの「伝え方が9割」では明確な技術としてまとめられています。

「伝え方が9割」がおすすめの人

この本をオススメしたい人は、

・人を感動させられる言葉を使いたい人

・人の前に立って話をする機会のある人

・営業職の人。仕事で人と交渉する人。

・キャッチコピーを考える人。

・言葉で勝負している人。物書きさん。ブロガー。

などです。

というか極論、日本語を使う人であれば全員にオススメできる書籍です。

普段使っている日本語の使い方を工夫するだけで、あらゆる出来事を有利に進めることができるということに気付けるかと思います。

ぜひ手に取ってみてください。

まとめ

今回は佐々木圭一さんの「伝え方が9割」という書籍についての書評を書かせていただきました。

ブログ等で発信する機会が増えるに従って、自分の「言葉で伝える力」の無さをどうにかしたいと思っていたところだったので、非常に参考になりました。

ぜひ実践したいと思います!

では!

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Posted by arabica